平和堂news|第2Q 営業収益2133億円2期ぶり減収・経常利益16%減
(株)平和堂(滋賀県彦根市、平松正嗣社長)が2020年2月期の第2四半期の決算を発表した。
営業収益は前期比0.6%減の2133億2800万円で2期ぶりに減収だ。
営業利益は55億4700万円(15.1%減)、経常利益も58億5800万円(16.2%減)で、2期連続の減益だ。また四半期純利益は37億4800万円(16.4%減)で3期ぶりの減益となった。
営業利益率2.6%、経常利益率2.7%。
平和堂単体では、営業収益が1831億6100万円の0.3%増(4億6900万円増)で2期連続の増収だが、営業利益は44億3500万円の8.5%減、経常利益が56億2300万円の7.5%減、純利益も40億4100万円の6.9%減と減益だ。
既存店の活性化として9店舗にて行った改装効果や新店効果などで増収となったが、人件費や物流費の増加等により経常減益となった。
152店舗を展開するが業態別に見ると、アルプラザのGMS(総合スーパー)は衣料品が不振で1.9%減、フレンドマートのスーパーマーケットは3.6%増と好調だ。
一方、中国湖南省で小売事業を展開する「平和堂(中国)有限公司」は、競合出店の影響もあり減収・経常減益だった。