スーパーバリューnews|第1Q売上高219億円16%増/巣ごもり消費で黒字化
(株)スーパーバリュー(埼玉県上尾市、岸本圭司社長)の2021年2月期の第1四半期は、売上高が219億4100万円(前年同期比15.9%増)、営業利益は7億4400万円(前年同期は営業損失3億1400万円)、経常利益は7億6700万円(前年同期は経常損失2億8900万円)、四半期純利益は6億3400万円(前年同期は四半期純損失2億9000万円)。巣ごもり需要によって、赤字基調から一転、黒字化した。
営業利益率は3.4%、経常利益率は3.5%。
スーパーバリューは埼玉、東京、千葉の1都2県に、スーパーマーケットとホームセンターを併設した複合型小売店鋪とスーパーマーケット単独店を合わせて35店舗展開している。スーパーマーケット事業の売上高は178億5000万円、ホームセンター事業は40億9000万円。
売上高については、メリハリをつけて値頃感のある価格で販売する価格政策を採った。既存店売上高は前年同期比110.6%と伸長した。利益面では、2019年11月から取り組んでいる生鮮の利益改善、グロサリーおよびホームセンターの在庫適正化に取り組んだ。ロス削減による利益改善と巣ごもり消費の需要増から売上総利益率は、前年同期比で2.8ポイント上回る23.3%となった。