ヤオコーnews|第1Q営業収益1299億円17%増・経常60%増/既存店2ケタ増

(株)ヤオコー(埼玉県川越市、川野澄人社長)の2021年3月期第1四半期は、営業収益が1299億2500万円(前年同期比17.3%増)、営業利益83億2800万円(60.1%増)、経常利益83億4200万円(59.6%増)、四半期純利益56億3200万円(62.6%増)の大幅増収増益だ。

営業利益率、経常利益率ともに6.4%とスーパーマーケットとしてはトップクラスだ。

3~6月の売上高は「外出自粛」の影響を受けて、「巣ごもり需要」が発生して、買上点数が大きく増加したため、既存店売上高の昨年比は4月が118.8%、5月が119.4%、6月も112.1%と二桁で伸長した。

頻度品を中心とする価格政策を見直すなどEDLP(常時低価格施策)を拡充し、価格コンシャスへの対応を強化したことも功を奏した。またデリカ・生鮮センターを積極的に活用することで店舗の生産性向上を目指し、一方で、「製造小売り」としての利益の創出を両立させている。

新規出店は、6月に所沢有楽町店(埼玉県所沢市)を開設したが、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、一部の新規出店・改装店舗の計画については延期している。ヤオコーネットスーパーは、4月に川越山田店にて6号店を開業している。

ヤオコーグループの(株)エイヴイは「圧倒的な低価格」と「徹底したローコスト運営」を基本方針としてグループに貢献する。6月30日現在の店舗数は、ヤオコー167店舗、エイヴイ12店舗となりグループ全体では179店舗。

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