ゲオnews|第2Q売上高1586億円14.9%増も販管費増で経常利益2割減
(株)ゲオホールディングス(愛知県名古屋市、遠藤結蔵社長)の2021年3月期第2四半期は、売上高が1585億7800万円(前年同期比14.9%増)、営業利益36億2300万円(20.9%減)、経常利益38億9700万円(20.6%減)、四半期純利益12億2900万円(54.4%減)の増収減益だ。
キャッシュレス決済の増加に伴う販売手数料や来店誘引のための広告費、また店舗出店に伴う人件費などの販管費が増加し、営業利益・経常利益・四半期純利益のいずれも前年実績を下回った。
営業利益率2.3%、経常利益率2.5%。
レンタルの巣ごもり需要は、緊急事態宣言後の6月以降急速に縮小し、第2四半期は前年実績を下回った。物品販売については粗利率の低い新品ゲーム機本体を中心にして新品商材が売上高を牽引したが、利益面では貢献度が低かった。
セカンドストリートを中心とするリユース系リユース商材は、外出自粛の影響を受け、来店客数・買い取り持ち込み数の減少が続き低迷した。とくに主力のリユース衣料の不調が続いた。
9月末のゲオグループ店舗数は、前年同期から11店舗減少し1927店舗。