ハニーズnews | 第2Q売上高261億円14.2%増・経常利益59.6%増の増収増益

(株)ハニーズホールディングス(福島県いわき市、江尻英介社長)が2023年5月期第2四半期の決算を発表した。

2022年6月1日~11月30日の業績は、売上高260億6700万円(前年同期比14.2%増)、営業利益30億8500万円(57.1%増)、経常利益32億9600万円(59.6%増)、四半期純利益21億7300万円(59.5%増)の増収増益となった。

営業利益率は11.8%、経常利益率は12.6%。

婦人服専門店業態は新型コロナウイルス感染症による行動制限もなく、その影響は緩和されたものの、原材料高や円安進展もあって仕入れコストは上昇傾向となり、引き続き厳しい経営環境となった。

EC事業は、検索機能の充実など自社ECサイトのユーザビリティ向上に注力したほか、SNS等を用いたコーディネート提案、WEB限定や店舗合同イベントの随時開催など積極的な販促活動を行った結果、自社ECサイトを中心に伸長した。

売上高については、猛暑日や局地的な大雨・台風などの天候要因があったほか、新型コロナウイルス感染症の影響も第7波拡大があったものの、その影響は従前より緩和したことで、外出需要が回復基調となって売上げも伸長し、増収となった。

収益面については、EC事業の伸長に加え、商品の適時投入によるプロパー消化の精度向上と販売チャンスロスの低減、値引きの抑制に努めた。さらに、高いアセアン生産比率の維持とミャンマー生産比率の向上によって安定的な商品供給を行った結果、売上総利益率は59.6%(前年同期同率)を確保した。為替予約による為替変動リスク低減も水準維持の要因となった。

販売費及び一般管理費については 124億5000万円(前年同期比6.9%増)、販管費率は47.8%(前年同期比3.2ポイント減)となった。給与ベースアップに加え、インフレや好調な業績に伴う手当を増額したことで人件費が計画を上回ったほか、主に売上高増加に伴う店舗使用料などの店舗経費やEC事業における発送経費、キャッシュレス決済などの利用増加で手数料等が増加した。

販売費及び一般管理費は前期比増となったが、売上高及び売上総利益の確保により、増収増益となった。

店舗展開については、引き続きスクラップアンドビルドを進めた結果、11月末における国内店舗数は870店となった。

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