マミーマートnews|2023年第2Q売上高704億円7.7%増/増収減益
(株)マミーマート(埼玉県さいたま市、岩崎裕文社長)が2023年9月期第2四半期の決算を発表した。2022年10月1日~2023年3月31日の業績は、売上高704億9600万円(対前年増減率7.7%増)、営業利益28億2700万円(13.5%減)、経常利益35億1600万円(12.2%減)、四半期純利益18億5900万円(22.2%減)と増収減益となった。
期中、様々な商品の値上げが相次ぐなか、顧客の暮らしを守ることを最優先に考え、引き続き、食品や日用品等の低価格維持に努めると共に、簡便・即食の惣菜や需要が高まる冷凍食品の品揃えの拡充等により、好調に推移した。
また3月に昭島中神店(東京都昭島市)を「生鮮市場TOP!」へ業態転換させる等、今後のさらなる成長を見据えた既存店の活性化投資も積極的に実行してきた。スーパーマーケットの利益面では、電力料金をはじめとする水道光熱費の高騰、原材料調達価格の上昇等の影響により減益となった。
経費対策として、ローコストオペレーション運営に基づき、LSPによる最適な人員配置の仕組みを構築し、さらなる業務効率改善に努める。また、DX施策として、AI需要予測による自動発注システムの本格導入に向け、予測精度向上のための検証に取り組む。
2023年9月期本決算に向けて「ディスティネーションストアへの進化」をスローガンに、2つのフォーマット「生鮮市場TOP!」、「マミープラス」の成功を目指し、改装による業態転換、完成度を一層高める。