大黒天物産news|年商2422億円8.1%増・経常利益45.7%減

ディスカウント型スーパーマーケットを展開する大黒天物産(株)(岡山県倉敷市、大賀昭司社長)が、2023年5月期の業績を発表した。

売上高は2422億4300万円(前年同期比8.1%増)、営業利益44億9700万円(47.3%減)、経常利益48億4400万円(45.7%減)、当期純利益31億1600万円(44.5%減)だった。

営業利益率1.9%、経常利益率2.0%。

大黒天物産社グループは、「魅力ある店づくり6項目」として、①価格、②品質、③売場、④活気、⑤環境整備、⑥接客の、6項目の徹底をスローガンに掲げる。

また、「安くて新鮮で美味しい商品」を提供するべく、ESLP(エブリデイ・セーム・ロープライス)による地域最安値を目指し、自社開発商品を分析して改良を重ねた、高品質・低価格なラインナップを前面に打ち出して展開する。

さらに自社物流を構築することで物流コストを削減し、産地からの最短定温物流の実現によって生鮮食品の鮮度向上を進める。

成長戦略として、高速多店舗化出店を掲げている。100%センター供給店舗フォーマット(SFO店舗)を構築することで、店舗運営コストおよび新規出店コストの削減を可能とした。

今期の新規出店は福岡県に5店舗、岡山県に4店舗、香川県に3店舗、大阪府に2店舗、愛媛県、岐阜県、滋賀県、兵庫県、三重県、熊本県にそれぞれ1店舗の計20店舗。ほかに、既存店舗の老朽化に伴う建替えを1店舗、生鮮売場を強化した大幅改装を1店舗で実施した。

また、中国物流RMセンター(岡山県)に次ぎ2拠点目となる関西物流RMセンター(京都府)を7月に竣工し、翌8月に本格稼働した。

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