ツルハnews|第1Q売上高2598億円6.8%増・経常利益6.3%増
(株)ツルハホールディングス(北海道札幌市、鶴羽順社長)が2024年5月期第1四半期の決算を発表した。
2023年5月16日~2023年8月15日の業績は、売上高2598億2700万円(前年同期比6.8%増)、営業利益141億0300万円(5.9%増)、経常利益142億0000万円(6.3%増)、四半期純利益82億6900万円(10.2%増)だった。
営業利益率5.4%、経常利益率5.5%。
店舗戦略では出店精度を向上させ、既存店舗は改装を推進した。調剤戦略では併設店の拡大や、オンラインを活用して処方箋枚数を確保する取り組みを行った。プライベートブランド戦略では、新規商品の開発と既存商品の販売促進により売上構成比を向上させた。
DX戦略では、自社決済サービスの導入・顧客データの販促活用・ITシステム開発などに取り組んだ。業績管理面では予実分析機能を強化し、収益性の改善や販売管理費の低減を図った。
既存エリアのさらなるドミナント強化を図り、競争力強化のために不採算店舗の改廃を進めた結果、30店舗を新規出店し、1店舗を事業譲受し、32店舗を閉店した。
8月末のグループ店舗数は2588店舗。うち調剤薬局が864店舗。このほかに、タイで17店舗を展開している。