天満屋ストアnews|第1Q営業収益143億円4.4%増・経常利益20.9%減

(株)天満屋ストア(岡山市北区、野口重明社長)が2025年2月期の第1四半期決算を発表した。

3月1日~5月31日の業績は、営業収益142億8200万円(前年同期比0.4%減)、営業利益6億6600万円(17.0%増)、経常利益7億円(20.9%増)、四半期純利益4億6900万円(42.8%増)の減収増益だった。

営業利益率は4.7%、経常利益率は4.9%。

小売事業は、営業収益123億7500万円(0.5%減)、営業利益5億5800万円(8.7%増)。

食料品部門では、原材料価格高騰による相次ぐ値上げの影響を受けた生活防衛意識の高まりへの対応として、安さが伝わる分かりやすい EDLP「超得」などによる低価格戦略の強化、「セブンプレミアム」の拡充と拡販に取り組んだ。

生活用品・衣料品部門では、外出需要の高まりで回復基調が見られたものの、商品価格の値上げにより消費者の購買意欲が低下し厳しい状況が続いた。

創業55周年企画として食料品・衣料品・生活用品の55周年記念特別商品の拡販、子育て世代の生活支援に向けた販促策「子育て応援の日」の導入、地元高校とタイアップした商品の販売イベント開催など、新規顧客の獲得と更なる売上げ獲得に取り組んだ。

また、レジ混雑緩和を目的としたフルセルフレジを一部店舗に導入した。

小売周辺事業は、営業収益19億0600万円(0.2%増)、営業利益1億0700万円(93.3%増)。

4月には(株)三好野本店の高速道路サービスエリア運営事業を(株)でりかエッセンが承継し、事業再編を行った。また同月、「天満屋ハピータウン児島店」において、でりかエッセンが運営するレストランを新たに「三好野レストラン児島店」「三好野珈琲児島店」として改装オープンするなど、グループシナジーの創出に取り組んだ。

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