コジマnews|第1Q売上高623億円3.9%増・経常利益6億円141.1%増
ビックカメラグループの(株)コジマ(栃木県宇都宮市、中澤裕二社長)の2025年8月期第1四半期の決算は売上高623億0500万円(前年同期比3.9%増)、営業利益5億5400万円(163.9%増)、経常利益6億3200万円(141.1%増)、四半期純利益4億0300万円(117.1%増)となった。
営業利益率0.9%、経常利益率1.0%。前年数値はともに0.4%。
同社では期間中、販売員の接客品質向上による他社との差別化に努め、2024年11月には、「関東研修センター」(東京都板橋区)に続いて2拠点目となる「東北研修センター」を宮城県仙台市に開設し、販売員の教育機会の拡充に努めた。販売員一人ひとりの生産性を高めるため、電子棚札の導入を53店舗に拡大し、店舗業務の効率化を進めている。
さらに、売上げや利益に対する販売員の貢献度を、より明確な評価指標で算定する新たな人事評価制度を導入することで、モチベーションを高め、より接客に注力できる体制を構築し、人時生産性の向上に取り組んでいる。
9月より「コジマ×ビックカメラ新座店」では、スマートフォンやゲーム機等のリユース品の販売を開始した。11月末現在で5店舗に導入している。
EC事業では、コジマネットでのお買い物の際に「コジマ×ビックカメラカード」、「コジマクレジット&ポイントカード」による無金利分割払い対応とするなど、決済方法の拡充やコンテンツを充実させた。また、ECサイトの充実に努め、収益拡大に取り組んだ。
店舗展開では、2024年11月30日に「コジマ×ビックカメラ CiiNA CiiNA 屯田店」(北海道札幌市)を開店した。2024年11月末現在の店舗数は140店舗。