カワチ薬品news|第3Q売上高2169億円0.5%増・経常利益64億円5.9%減
(株)カワチ薬品(栃木県小山市、河内伸二社長)が2025年3月期の第3四半期決算の売上高は2169億9500万円(前年同期比0.5%増)となった。売上総利益は増加したものの、人件費や水道光熱費等の上昇により、営業利益は57億8100万円(4.8%減)、経常利益は64億7500万円(5.9%減)、純利益は39億8600万円(7.4%減)となった。
営業利益率2.6%(2.8%)、経常利益率2.9%(3.1%)。( )は前年数値。
今期は専門性強化策として調剤併設型店舗の新規出店とともに、相対的な価格優位性を保つべく物流を活かした一括仕入れ等を行い、価格の見直しやカウンセリング販売などに注力し固定客化に努めた。
また、新規出店については、既存地区である、茨城県に6店舗、青森県・福島県に1店舗、計8店舗を出店し、調剤薬局を茨城県に4件、福島県に1件、計5件併設した。なお、岩手県、東京都の各1店舗、計2店舗を退店した。グループの店舗数は、計381店舗(うち調剤併設156店舗)となった。