薬王堂news|年商1519億円6.8%増・経常利益2.7%増の増収増益
(株)薬王堂ホールディングス(岩手県紫波郡、西郷辰弘社長)が2025年2月期の本決算を発表した。
2024年3月1日~2025年2月29日の業績は、売上高は1519億5700万円(前年同期比6.8%増)、営業利益54億8100万円(5.2%増)、経常利益57億7800万円(2.7%増)、純利益は42億7500万円(11.8%増)だった。
営業利益率は3.6%、経常利益率は3.8%。
薬王堂ホールディングスは販売価格や品揃えの強化を図り、来店客数および買上点数の増加に取組むとともに、小商圏ドミナント出店を推進した。今期はドラッグストアを岩手県に1店舗、青森県に4店舗、宮城県に3店舗、山形県2店舗、福島県に4店舗合計17店舗を新規出店し、移転のため調剤専門薬局1店舗を退店した。その結果、3月末の店舗数は403店舗(うち調剤併設型3店舗、調剤専門薬局1店舗)となった。また、青森県と岩手県、宮城県を中心に54店舗の改装を実施し、エリアドミナントと既存店の強化を図った。
ヘルス部門の売上高は262億0400万円(前年同期比1.3%増)。ドリンク剤や感冒薬等が伸張し、衛生用品では介護用紙おむつや生理用品等が伸張した。
ビューティ部門の売上高は205億4000万円前(6.8%増加)。化粧品では基礎化粧品や男性化粧品等が伸張し、トイレタリーではヘアケア、オーラルケアなどが伸びた。
ホーム部門の売上高は327億9800万円(8.5%増)。日用品では洗剤、家庭紙などが伸張し、バラエティ部門ではペット関連商品などが伸張した。
フード部門の売上高は721億8400万円(8.3%増)。食品では日配品、冷凍食品が伸張し、酒類ではビールや酎ハイが伸びた。