三越伊勢丹news|第3Q売上高4063億円2.7%減・経常利益3.3%減
(株)三越伊勢丹ホールディングス(東京都新宿区、細谷敏幸社長)が2026年3月期の第3四半期決算を発表した。
2025年4月1日~12月の連結業績は、売上高4063億4100万円(前年同期比2.7%減)、営業利益580億6500万円(3.1%減)、経常利益638億3100万円(3.3%減)、四半期純利益512億3100万円(3.3%減)だった。
営業利益率は15.7%、経常利益率は15.8%。

主力の百貨店業の売上高は 3360億8300万円(3.4%減)、営業利益は 474億3500万円(4.9%増減)。(株)三越伊勢丹 (首都圏) の総額売上高は前年並みの水準にまで回復しており、岩田屋本店 (福岡) や新潟伊勢丹でなどでラグジュアリーブランドや宝飾時計が売上げを牽引するなど、地域の主要百貨店でも回復基調が鮮明になった。また、引き続き人件費や地代家賃を中心にコストコントロールを徹底し、国内百貨店事業の営業利益の減益幅は、中間連結会計期間(2025年4月1日~9月30日)よりも10%程度改善した。
海外では、賃貸借契約期間満了により昨年11月に営業終了したシンガポール伊勢丹タンピネス店の閉店セールが売上増に寄与した。昨年8月にリモデルオープンしたクアラルンプール伊勢丹 (マレーシア) KLCC店では、リニューアルした食品・レストラン部門を中心に堅調に推移した。オーランド三越 (米国) でも、話題性のある商品展開が好評を博し客単価増につながった。2024年度の中国3店舗の営業終了や、クアラルンプール伊勢丹KLCC店のリモデル工事による一部閉鎖の影響により、海外事業全体の総額売上高は前年同期を下回った。しかし、シンガポール拠点における構造改革をはじめ、海外各拠点における販管費削減が奏功し、営業利益は前年比7割増となった。(株)三越伊勢丹 (首都圏) の総額売上高は前年並みの水準にまで回復しており、岩田屋本店 (福岡) や新潟伊勢丹でなどでラグジュアリーブランドや宝飾時計が売上げを牽引するなど、地域の主要百貨店でも回復基調が鮮明になった。また、引き続き人件費や地代家賃を中心にコストコントロールを徹底し、国内百貨店事業の営業利益の減益幅は、中間連結会計期間(2025年4月1日~9月30日)よりも10%程度改善した。
クレジット・金融・友の会業の売上高は 264億6900万円(3.1%増)、営業利益51億9200万円(6.7%減)。クレジットカード会社である(株)エムアイカードでは、2025年3月にリリースした「エムアイカードベーシック」が牽引し、新規入会口座数が前年同期比で約4割増加した。カード会員総数も順調に伸長している。
不動産業の売上高は176億2400万円(14.4%減)、営業利益は28億7300万円(10.3%増)。新宿エリアの保有物件における賃料収入の増加が引き続き営業利益を押し上げた。建装・デザインやコンストラクションマネジメントを手掛ける(株)三越伊勢丹プロパティ・デザインは、オフィスやラグジュアリーブランドなどの改装受注は堅調ながらも、前年同期の複数大型案件の反動により減収減益となった。
その他の事業の売上高は748億0700万円(2.5%増)、営業利益は22億0600万円(30.3%増)。スーパーマーケット事業 (クイーンズ伊勢丹など) や食品のOEM製造事業を展開している(株)エムアイフードスタイルは、エムアイカード会員向けキャンペーンの実施などグループ連携による取り組み強化を図り、スーパーマーケット事業の客単価が伸長し増収となった。また、販管費コントロールを徹底して行い、同社は増益を確保し黒字に転換した。なお、同社は顧客接点の拡大を目的として、100%出資の新会社「株式会社フードクラフト」を設立した上で、新会社により2026年春頃に(株)大寿からスーパーマーケット「OONOYA」と、食のセレクトストア「大野屋商店」の事業を吸収分割により承継する予定。
