ゲンキーnews|年商2008億円8.6%増・経常利益6.8%増
Genky DrugStores(株)(福井県坂井市、藤永賢一社長)が 2025年6月期の本決算を発表した。
2024年6月21日~2025年6月20日の連結業績は、売上高2007億8600万円(前年比8.6%増)、営業利益96億5800万円(7.1%増)、経常利益98億9900万円(6.8%増)、当期純利益70億6600万円(11.7%増)で、増収増益となった。
営業利益率4.8%、経常利益率4.9%。
同社グループは「近所で生活費が節約できるお店」をコンセプトに、集中出店で地域シェアを高める、ドミナントエリア構築に邁進した。
ゲンキーは300坪クラスの標準店「R店(レギュラー店)」と、150坪~900坪の「大型店」の2フォーマットを展開している。そのフォーマット別の売上高を見ると、「R店」は1698億9900万円、「大型店」は306億0800万円、「その他」2億7900万円だった。
商品別売上高の内訳では、「食品」1413億8500万円、「雑貨」235億2600万円、「化粧品」188億1000万円、「医薬品」156億1400万円、「その他」14億9900万円。売上高に占める食品構成比率は70.4%で、前年同期の69.1%から1.3ポイント上がった。
R店を愛知県に21店舗、福井県に12店舗、滋賀県に10店舗、石川県に6店舗、岐阜県に5店舗出店した。また、大型店を7店舗閉店し、1店舗をR店へ改装した。6月20日時点の店舗数は、R店441店、大型店39店の計480店。
2026年6月期は、売上高2218億4000万円(10.5%増)、営業利益105億円(8.7%増)、経常利益107億円(8.1%増)、通期純利益75億円(6.1%増)を見込む。