マミーマートnews|第3Q営業収益1425億円19.6%増/既存店売上高9.9%増
(株)マミーマート(埼玉県さいたま市、岩崎裕文社長)が2025年9月期の第3四半期決算を発表した。
2024年10月1日~2025年6月30日の連結業績は、営業収益が1424億9100万円(前年同期比19.6%増)、営業利益が60億9400万円(10.1%増)、経常利益が64億1400万円(7.3%増)、四半期純利益が43億3400万円(7.6%増)。売上高および利益ともに過去最高となった。
営業利益率は4.2%、経常利益率は4.5%。
スーパーマーケット事業の売上高は、1404億0900万円(19.9%増)、セグメント利益が60億2900万円(9.76%増)。既存店売上高は9.9%増で、これに新規出店による売上高が上乗せされたことで好調に推移した。
マミーマートは2024年9月期~2026年9月期の中期経営計画で「先行投資フェーズ」を掲げ、出店・改装投資を多く実施している。第3四半期中は、4月に「生鮮市場TOP!苗間店(埼玉県ふじみ野市)」と6月に「マミープラス高坂店(埼玉県東松山市)」を改装した。また5月に「マミープラス武蔵浦和店(埼玉県さいたま市)」と6月に「生鮮市場TOP!アクロスプラザ鹿沼店(栃木県鹿沼市)」を新規出店した。
販管費は、新店と既存店の改装による設備投資と、出店関連費用の増加に加え、人への投資・処遇改善等を行うための人件費増によって、増加している。しかし、人員の適正配置の精度をあげた結果、人件費率は適正に推移している。
その他の事業(温浴事業・葬祭事業)は、売上高3億5600万円(17.1%増)、セグメント利益6300万円(75.7%増)だった。
2025年6月末時点の店舗数は、マミーマート他38店舗、生鮮市場TOP! 31店舗、マミープラス14店舗、温浴事業1店舗、葬祭事業1店舗の計85店舗となった。