ワークマンnews|第2Q営業総収入761億円15.7%増・経常利益22.1%増
(株)ワークマン(群馬県前橋市、小濵英之社長)が2026年3月期の第2四半期決算を発表した。
4月1日~9月30日の業績は、営業総収入761億3700万円(前年同期比15.7%増)、営業利益144億4400万円(21.1%増)、経常利益148億7400万円(22.1%増)、中間純利益92億2700万円(22.5%増)で、大幅な増収増益だった。
営業利益率は19.0%、経常利益率は19.5%。

チェーン全店売上高は10157400万円(11.4%増)、そのうち既存店は6.8%増。また運営形態別の売上高では、売上高構成比91.2%を占めるフランチャイズ・ストアは903億8900万円(8.7%増)、直営店は111億8400万円(39.4%増)だった。
商品では、ファン付きウエアなどの熱中症対策商品の品揃えを強化するとともに、夏物衣料の展開時期の延長など、気候変動対応を進めた。また、リカバリーウエア「MEDIHEAL」は、機能性とリーズナブルな価格が評価され、売上げ伸長と客層拡大に貢献した。PB(プライベート・ブランド)商品のチェーン全店売上高構成比は、前年同期比1.3ポイント増の65.4%となった。
販売では、新たに「公式アプリ」を開始し、商品検索やタイムリーな情報発信などが行える環境を整えた。その上で、販促イベントに合わせ、アプリや売場の連動を強化し、販促効果を高めることで売上げの最大化を図った。
ワークマンプラスは主要都市部や小商圏において出店を強化し、ドミナント化による市場深耕を図った。ワークマンカラーズは、幅広い集客が見込まれる商業集積地への出店を加速させ、客層拡大を推進した。ワークマンカラーズ17店舗、ワークマンプラス5店舗、合計22店舗を新規出店した。一方、3店舗をスクラップ&ビルドし、37店舗を改装転換し、2店舗を閉店した。9月30日時点で合計1071店舗(ワークマン283店、プラス682店、#女子56店、カラーズ40店、プロ10店)となった。
営業形態の内訳は、フランチャイズ・ストア(加盟店A契約店舗)が前期末より7店舗増の981店舗に、直営店(加盟店B契約店舗、トレーニング・ストア及びショッピングセンター店舗)は前期末より13店舗増の90店舗となった。
通期は、営業総収入1550億円(13.2%増)、営業利益282億円(15.6%増)、経常利益290億円(16.4%増)当期純利益197億円(16.6%増)を見込む。
