バローnews|2Q営業収益4505億円6.8%増と過去最高、SMバロー事業が牽引
(株)バローホールディングス(岐阜市、田代正美会長兼CEO)の2026年3月期第2四半期業績は、営業収益が4505億4200万円(前期比6.8%増)と過去最高を達成。営業利益140億4800万円(34.6%増)、経常利益150億8600万円(23.6%増)、中間純利益は82億7700万円(22.9%増)の二ケタ増益だ。
営業利益率は前年同期比で0.6ポイント改善し3.1%、経常利益率も0.4ポイント改善して3.5%。

SM事業の営業収益は2565億7400万円(前期比8.9%増)、営業利益は103億9700万円(23.1%増)。(株)バローの既存店売上高が前年同期比で4.6%伸長した。SMバローは関西地区を含めて6店舗を開設し、3店舗を閉鎖。SM事業全体では新設7店舗、閉鎖4店舗して合計328店舗。

ドラッグストア事業の営業収益は924億8400万円(前期比3.9%増)、営業利益は15億8600万円(25.1%減)。調剤部門によって売上高が伸長した。新設21店舗、閉鎖4店舗、子会社化による3店舗増から9月末で555店舗(うち調剤取扱店舗222店舗)を展開する。
HC事業の営業収益は650億7900万円(前期比1.7%減)、営業利益は33億2800万円(79.7%増)。生活者の節約志向の継続や屋外用品の不振、昨年度の防災特需反動減などが影響して減収。またアレンザホールディングスを構成する(株)ダイユーエイト、(株)ホームセンターバロー、(株)タイムは、既存店ベースで客単価は前年同期比4.3%増加したものの、客数が5.3%減少した結果、売上高は1.2%の減収となった。新設1店舗、閉鎖2店舗により、グループ合計で164店舗。
ペットショップ事業の営業収益は177億1000万円(前期比24.1%増)、営業損益は3億8000万円(5.7%減)。(株)アミーゴの事業の業績は、2025年3月1日から2025年8月31日を対象としている。グループ合計で189店舗。
このほかにスポーツクラブ事業がある。9月末のグループ店舗数は1474店舗。
