コメリnews|年商3854億円1.6%増・経常利益5.2%増の増収増益
(株)コメリ(新潟県新潟市、捧雄一郎社長)が2026年3月期業績を発表した。営業収益は3853億8400万円(前期比1.6%増)、営業利益230億5500万円(2.9%増)、経常利益233億9500万円(5.2%増)、純利益146億4500万円(6.7%増)の増収増益だ。
営業利益率6.0%、経常利益率6.1%。

立地や商圏に合わせ、コメリパワー(パワー)、コメリPRO(PRO)、コメリハード&グリーン(H&G)を船団方式で出店することでドミナントエリアを形成し、商圏内の売上シェア向上を図った。とくにパワー、PROの客数が伸びた。
22店舗を開店し、業態転換や移転増床を含め、退店は16店舗。総売場面積は前期末比101.8%。
生産から販売までのサプライチェーン全体をトータルプロデュースし、商品力の強化と店舗作業のローコスト化を図る。担うのは連結子会社の北星産業(株)。2026年2月に既存の関西流通センターを移転拡張し、国内12カ所の物流拠点の中で最大規模となる「コメリ(新)関西流通センター」を稼働させた。省力化・省人化を目的とした新たなシステムの導入により、さらなるローコスト運営の実現を目指す。またPB(プライベートブランド)商品を輸入する際に、国際輸送をパレット単位で一貫するパレチゼーションを開始。積載・荷役に係る作業効率を高めるだけでなく、木製パレットの使用量、廃棄量の削減にもつなげる。

PB商品は、国内12カ所の物流拠点と海外拠点を活かしソーシング、バイイングを行っている。カー用品ブランド「CRUZARD(クルザード)」やアウトドア用品ブランド「NaturalSeason(ナチュラルシーズン)」は、ブランディングCMやソーシャルメディアも絡めた重点販売を実施した結果、販売が好調に推移した。PB商品の売上高構成比率は48.7%と前期比0.4ptアップした。
リフォーム事業の売上げは前期比102.2%。全国のコメリ店舗で受付可能な住宅設備機器等の取付・交換を行う「住急番取付」や、シロアリ・害虫駆除、庭木の手入れ等の「住急番サービス」の売上高は前期比111.5%と堅調に推移した。
イーコマース事業の売上高は前期比112.8%と伸長を続ける。
コメリはJAとの協業関係を戦略的に進めているが、2026年3月末時点でJAは8件、JA商品を取り扱っている店舗数は47店舗となった。現在、JA3団体と協業開始に向けた協議を進めている。
2027年3月期はパワーを8店舗、PROを8店舗、H&Gを26店舗、計42店舗の出店を計画している。
