ゼビオnews|年商2523億円0.7%増・経常利益46億円38.8%減

ゼビオホールディングス(株)(福島県郡山市、諸橋友良社長)の2026年3月期連結業績の売上高が2523億3100万円(前年同期比0.7%増)、営業利益23億7000万円(66.2%減)、経常利益46億6000万円(38.8%減)、当期純損失21億6400万円(前期純利益9億7100万円)。

営業利益率は0.9%(2.8%)、経常利益率は1.8%(3.0%)。( )は前年数値。

同社グループは、「こころを動かすスポーツ。」「スポーツの国をつくろう。」のステートメントの実現に向け、前期より推進している経営構造改革を継続し、収益性改善および資本効率向上に向けた重点施策の実行に取り組んだ。

国内小売では、シューズやウェルネス関連が堅調で、EC売上も伸長した。一方、暖冬の影響で冬物が不調となり、アウトドアやトレーニングウェアなどの季節商材・アパレル部門は伸び悩んだ。

国内スポーツ小売では、特定商品の値下げ施策や低価法評価損の増加により、売上総利益率が低下。さらに、ECシステム導入に伴う減価償却費の増加、人件費・店舗費の上昇、海外ゴルフ事業での商品評価損の増加、小売以外の事業での売上原価増などが重なり、営業利益は当初計画を下回る結果となった。

また2026年3月期第4四半期に、国内外の収益性が低下した事業用資産の減損損失36億1000万円、投資有価証券評価損7億5100万円、延滞債権売却損2億9600万円を計上。さらに、ゼビオアリーナ仙台の改修・建物寄附に伴う固定資産処分損23億6600万円も発生し、特別損失は合計73億7200万円となった。これらは、2024年に公表した経営構造改革方針に基づき、不採算事業や低効率資産の整理、投資評価の厳格化を進めた結果によるもの。

部門別の状況では、ウィンタースポーツ部門は、暖冬の影響で冬物商品の販売が低調、需要期の後ろ倒しや気温推移の不安定さの影響を受け、前年を下回った。売上高は、前年同期比15.2%の減少となった。

ゴルフ部門では、第4四半期に一部改善傾向がみられたものの、通期では高単価商材を中心に販売が伸び悩み、前年を下回った。売上高は、前年同期比0.7%の減少となった。

一般競技スポーツ部門では、スポーツイベントの回復や健康志向の高まりからランニング関連およびシューズが堅調に推移した。また、ウェルネス関連商品およびEC販売の伸長も寄与し、前年を上回り、売上高は、前年同期比4.6%の増加となった。

スポーツアパレル部門では、暖冬および気温推移の不安定さにより、トレーニングウェア等の季節商材の販売が伸び悩んだ。売上高は、前年同期比3.9%の減少となった。

アウトドア・その他部門では、キャンプ市場の成熟化やトレッキング需要の一巡などの外的要因はあったが、堅調に推移したため、売上高は前年同期比0.0%となった。

新規出店および閉店は、期中130店舗を出店し45店舗を閉店した。このうち出店130店舗には、2025年度にX’tyleの業態拡大を本格化したことに伴う既存店舗内での展開81店舗を含んでいる。グループ総店舗数は972店舗、売場面積は前連結会計年度末比で2408坪増加し、20万8821坪。

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