ブックオフニュース|5月はソフトメディア、アパレル不調で既存店▲4.1%
ブックオフコーポレーション(株)(神奈川県相模原市、堀内康隆代表取締役社長)は、5月の月次売上状況を発表した。
リユース店舗事業直営店(国内)は、既存店が前年同月比▲4.1%、全店が▲3.1%となった。
前年より土日祝祭日が1日減少したことなどで、主力商材の書籍、ソフトメディア、アパレルの売上高が前年を下回った。結果、既存店売上高は前年を下回った。
パッケージ(業態)別売上高は、ブックオフスーパーバザー、ブックオフプラスが既存店▲2.8%、ブックオフ単独店、ビンゴが既存店▲5.3%。
ブックオフスーパーバザーはリユースの大型複合店、ブックオフプラスはブックオフにアパレルを複合させた中型パッケージ、ビンゴはファッション専門のリサイクルショップ。
商品別売上高は、書籍が▲4.7%、ソフトメディア▲5.9%、アパレル▲4.8%、スポーツ用品7.8%増、貴金属・時計・ブランドバッグ14.8%増、家電含むその他が▲7.8%。
書籍とソフトメディアの不調は出版業界、音楽・映像ソフト業界全体の課題でもあり、そうした社会的背景が反映された業績結果ともいえる。
出店は、月次内に西友大森店(東京都品川区)の1店舗を出店。退店はなかった。
結果、5月末の店舗数は直営店が393店舗、FC加盟店が449店舗、全店合計は842店舗となった。
リユース店舗事業の直営店はブックオフスーパーバザー、ブックオフプラス80店舗、ブックオフ(国内)が443店舗、ブックオフ(海外)が7店舗。FC加盟店はブックオフ(国内)443店舗、ブックオフ海外店舗4店舗、その他直営店2店舗となっている。
ブックオフコーポレーションの2017年3月期の売上高は813億4400万円。
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