ニトリnews|6月は出店効果で売上高5%増も既存店4%減が気にかかる
(株)ニトリホールディングス(東京都北区、白井俊之社長)は、ニトリの6月度(5月21日~6月20日)の売上高を発表した。
〈ニトリ中目黒店〉
既存店売上高は▲4.0%、客数▲0.4%、客単価▲3.6%と苦戦。全店売上高は5.0%増、客数13.0%増、客単価▲7.0%。
6月度は例年に比べ気温が低かったため、接触冷感機能を持つ「Nクール」シリーズの敷パッド・肌布団・タオルケット等の寝装品の売上げが前年割れした。
一方で新たに立ち上げた「DayValue」シリーズのカーテンやタオル、収納用品は順調に売上げを伸ばした。「DayValue」は生活に必要なグッズを低価格で提供するブランド。価格志向の消費者をターゲットにする。
昨年より土曜日が1日少ないことで、既存店では2.3ポイント、全店ベースで2.5ポイントのマイナス影響があった。その結果、既存店売上高は4.0%のマイナスとなった。全店ベースでは出店増により5.0%のプラスとなっている。
2018年2月期の期初からの累計では、既存店が前年比1.7%のマイナス、全店では7.1%のプラス。既存店の低迷が気にかかる。
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