天満屋news|上半期は379億円0.8%増/客数1.7%増も経常利益2.9%減
㈱天満屋ストア(岡山市北区、伊原木一朗社長)が2018年2月期の第2四半期までの決算状況。
営業収益は379億7900万円(前年同期比0.8%増)、営業利益12億1000万円(9.7%減)経常利益12億2000万円(2.9%減)の増収減益。ただし、四半期純利益は7億8700万円(69.9%増)と前年同期より改善している。
小売事業の営業収益は343億5400万円(1.5%増)、営業利益は9億8100万円(8.2%減)の増収減益。
他店との差別化、店舗競争力の強化を目指し、新たな月次催事やEDLPを強化するともに生鮮食品における加工技術の向上と商品開発を進めた。「移動スーパーとくし丸」の事業エリヤの拡大にも積極的に取り組んだ。
部門別売上高では、食料品が247億6200万円(前年同期比102.6%)、生活用品が33億5700万円(101.6%)、衣料品が4億6950万円(96.5%)と、衣料品が足を引っ張った。ただし最も売上構成比の高い食料品の粗利益率は20.92%と前年より1.35ポイント低下している。
客数は1848万5000人で1.7%増、客単価は1780円、買い上げ点数は7.1点とそれぞれ横ばいだった。
惣菜等調理食品の製造販売が主な事業である小売周辺事業は営業収益が36億2400万円(5.2%減)営業利益は2億2900万円(15.8%減)と減収減益だった。
2017年3月1日付でグループ内の効率経営を目指し、子会社の総菜専門店(株)でりか菜が、デリカ菜子会社の(株)エッセンを吸収合併している。
8月末現在の店舗数は、総合スーパーの「天満屋ハピータウン」11店、スーパーマーケットは「天満屋ハピーズ」30店と、「ハピーマート」3店の44店舗。
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