ドンキnews|9月は免税売上げ好調で、売上高全店12.1%、既存店6.4%

(株)ドンキホーテホールディングス(東京都目黒区、大原孝治社長)は、9月度月次売上高速報を発表した。

全店売上高は前年同月比12.1%の二桁増となった。既存店271店の売上高も6.4%の伸びで、客数5.5%増、客単価0.9%増と好調に推移している。月次内では、1日に長野市に「ドン・キホーテ長野駅前店」を新規オープンした。これにより、9月末の店舗数は294店となっている。

9月は寒気の影響で全般的に気温が低かった。また中旬の3連休には台風18号も上陸し、記録的な大雨となる地域もあった。しかし、生活必需品消費の勢いとインバウンドによる免税売上高が好調に推移したことで、不順な天候要素をカバーした。とくに医薬品や化粧品は、訪日客ニーズを取り込み客数増に貢献した。

部門別の動向を見ると、「家電製品」部門ではふとん用掃除機などの生活家電やゲーム機・ゲームソフトが好調だった。「日用雑貨品」部門は、ステンレスボトルや包丁などの台所用品が伸長したほか、シャンプーや洗剤などは価格優位性が支持された。「食品」部門では、チョコレートやスナックなどの菓子類が牽引役となった。また「ご当地」をキーワードとした麺類や調味料も人気が高かった。「時計・ファッション用品」部門では、加熱式タバコや周辺パーツおよび嗜好品雑貨が売上げを伸ばした。「スポーツ・レジャー用品」部門では、玩具類やプロテインが好調だった。

翌10月度は、11日に「ドン・キホーテ長岡川崎店」(新潟県長岡市)を出店した。さらに、27日に「ドン・キホーテ八女店」(福岡県八女市)、28日に岐阜県関市に「MEGAドン・キホーテ関マーゴ店(岐阜県関市)の出店を予定している。またグループの(株)長崎屋が13日に「MEGAドン・キホーテ豊橋店」(愛知県豊橋市)を開設している。

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