東武ストアnews|第3Q売上高625億円・経常利益21%減の減収減益
(株)東武ストア(東京都板橋区、玉置富貴雄社長)が2018年2月期の第3四半期の決算を発表した。
売上高624億5700万円(前年同期比0.5%減)、売上総利益179億9800万円(0.4%増)、営業利益6億9800万円(21.0%減)、経常利益7億5400万円(17.4%減)、四半期純利益4億5500万円(11.4%増)。
主力の小売事業は売上高590億8000万円(0.6%減)。売上総利益は売上総利益率の改善施策の進捗により、163億9900万円(2.0%増)。一方営業利益は、人件費が大幅に増加したことを主因に6億8000万円(21.2%減)となった。経常利益は7億1800万円(17.4%減)、四半期純利益は特別損失が大幅に減少したことにより、4億2100万円(17.9%増)となった。
小売事業の売上高対比の営業利益率、経常利益率ともに1.2%。
売場の積極的なスペースアロケーション(最適な売場スペースや売場構成への変更)の実施、タイムマーチャンダイジング(時間帯によって商品を適切な数量・容量・タイミング等で提供)の強化、さらに売上高に見合った適正仕入れと在庫管理の徹底によるチャンスロスと商品ロスの低減を進めることで、売上総利益率の改善を図った。
またセルフレジの導入、店舗オペレーションの見直しなどで人件費の圧縮に努めている。
新店は1店舗、改装は5店舗。11月末で60店舗。また、2017年3月1日付で連結子会社の(株)東武フーズを吸収合併し、承継したフードサービス店は「モスバーガー東武新柏店」を閉鎖し、11月末の段階で224店舗となった。
警備業等のその他事業の売上高は33億7600万円(1.5%増)。
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