エディオンnews|第3Q 売上高5155億円1%増・経常0%増/EC強化進む

(株)エディオン(大阪府大阪市、久保允誉社長)が2018年3月期の第3四半期決算を発表した。

売上高5155億1600万円(前年同期比1.0%増)、営業利益132億7500万円(1.9%増)、経常利益137億3800万円(0.0%)、四半期純利益88億5800万円(0.6%増)となった。

営業利益率は2.6%、経常利益率は2.7%。

家電小売業界は、エアコン、洗濯機の高付加価値商品、有機ELを含む4Kテレビが好調だった。iPhoneX発売効果で携帯電話も堅調だった。こうした好環境が、エディオンの増収増益につながった。

エディオングループではeコーマス事業を成長の柱としてしている。「エディオンネットショップ」ではTポイントの利用・付与サービス、カード会員への全国送料無料サービスを開始した。また、非家電商品の扱いも強化し、飲料水などの日用消耗品の展開も進めている。

さらに、J.フロントリテイリングから、ネット通販会社フォーレスト(株)を2017年8月31日に買収した。フォーレストはBtoBサイトの「Forestway」、BtoCサイトの「ココデカウ」を運営しているが、エディオンはこのフォーレストとの連携をスタートさせている。

リアル店舗では、家電直営店9店舗を開設し、5店舗を閉鎖した。またグループ販売ネットワークの効率化の観点から、「100満ボルト」バナーの養父店(兵庫県)、舞鶴店(京都府)、日田店(大分県)を「エディオン」バナーに変更するリニューアルを行った。また、携帯電話専門店やエコ・リビングソーラーなどの非家電直営店は、2店舗を新設し、5店舗を閉鎖した。

12月末の店舗数は、直営店425店、FC店761店で、合計1186店舗になる。

検索ワード:エディオン フォーレスト 100満ボルト 2018年3月期

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