西松屋チェーンnews|4月既存店売上高102.3%も客数2カ月連続前年割れ
(株)西松屋チェーン(兵庫県姫路市、大村禎史社長)が2018年4月(3月21日~4月20日)の売上げ速報を発表した。
4月の既存店は客数が99.8%と前年を0.2ポイント下回ったものの、客単価が102.4%で売上高は102.3%と前年をクリアした。インターネット販売を含む全店ベースでは売上高107.2%、客数104.8%、客単価102.3%。
4月は、気温が高く、子ども衣料ではプライベートブランド「エルフィンドール クラシック」の夏物商品が好調なスタートを切った。育児・服飾雑貨では、紙おむつなどの消耗品が好調だった。4月は新たに12店舗を出店し、店舗数は966店舗となった。
同社は2019年2月期決算。すでに3月と4月の2カ月がスタートしたが、既存店売上高は前年比101.6%。ただし客数は99.3%で2カ月連続で前年を下回っている。客単価は102.4%。「客数減×客単価増=売上げ増」で健闘していると言っていいだろう。