ユニー・ファミマnews|ドンキの公開買付けならず/グループ化見送り

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ユニー・ファミリーマートホールディングス(株)は、完全子会社であるFDUインベストメントを通じて、(株)ドンキホーテホールディングスの普通株式を11月7日から公開買付け(TOB)していた。しかし、目標の株式に達しなかった。

1株につき6600円で買い付けたが、ドンキホーテホールディングスの株式の方が買い付け価格水準を上回っていたからだ。

当初は株式の最大20%を取得して、グループ化する計画だったが、0.02%の取得に終わり、取締役1名以上の派遣を見送るなど、改めて戦略の見直しを迫られる形となった。

ユニー・ファミマでは「ドンキホーテとの連携を進める方針に変わりはないが、現状では公開買い付けを再び行う予定はなく、市場の動向などを見極めながら対応を検討したい」とコメントしている。

公開買付けは想定通りに行かなかったが、これによって、ドンキホーテホールディングスの独立性はやや保たれたことになる。しかしユニー(株)のドンキホーテの子会社という事実は変わらない。ドンキにとって、申し分ない結果になってしまったか。

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