OICグループnews｜コメ製造・加工会社がグループ入り/神明HDから株式取得

(株)OICグループ（神奈川県川崎市、高木勇輔社長）は3月28日(金)付けで、米加工品製造会社を子会社化した。米穀製造・販売大手の(株)神明ホールディングス(兵庫県神戸市、藤尾益雄社長)の子会社コメックス(株)の株式を取得したもの。同日付けで譲渡契約を交わした。

コメックスは、約20種類の酢や30種類のコメを100工程で炊き分けられる炊飯専門事業者として米を中心とした加工品などの製造販売の事業を展開してきた。今後は両社で、ロピアの惣菜の提供や新商品の開発など、コメックスの技術やノウハウと、OICグループの多様な食に関する事業を組み合わせて、国内外に日本食の軸である「おいしいご飯」を展開する。

具体的には、グループ会社丸越醸造の「酢」と組み合わせた酢飯や、カオマンガイ・パエリア・ビリヤニなど、世界の炊き込みご飯の惣菜開発に生かす。台湾など海外のロピアで、日本食に合ったおいしい米飯惣菜や現地の人々に合わせた米飯惣菜の提供を目指す。