OICグループnews|漬物の「島田食品」がグループ入り/製造技術を惣菜に活用

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(株)OICグループ(神奈川県川崎市、高木勇輔社長)は同社創業の地、神奈川県藤沢市の漬物製造会社のグループ入りを発表した。9月17日(水)付けで(株)島田食品(神奈川県藤沢市、杉﨑秀勝社長)の全株式を取得した。

島田食品は1973 年に神奈川県で創業した。半世紀以上にわたり、安心・安全にこだわった漬物製造を続けてきた。特に創業当時から「浅漬け」と「キムチ」を中心とした漬物製造に携わっている。また、浅漬けの製造では、「塩水で漬けた野菜に重石を載せて発酵させる」、2000年以上続く伝統的な製法を取り入れている。

この製法を続けられる基盤として、従業員一人一人が手際よく、責任感を持って製造に従事していること、商品の改良や新製品開発、浅漬けやキムチに使う調味液の製造能力を強みとしていることが挙げられている。島田食品はOICグループに参画することで、質の高い製造能力を生かして、「肉惣菜の製造」に取り組む。島田食品の杉崎社長は意欲を次のように語っている。「私の父が神奈川県で精肉専門店を経営していたことから、お肉を扱いたいと思いました」。

また、OICグループは、島田食品の技術力を生かし、ロピア向けの肉惣菜の定番商品(からあげ、メンチカツ、照り焼きチキン、つくね、トンカツ)の製造や新たな商品の開発に磨きをかける。

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