日生協news|インドネシア養殖池のブラックタイガー100%使用PB商品
日本生活協同組合連合会(東京都渋谷区、本田英一代表理事会長)は、「スラウェシ島エビ養殖業改善プロジェクト」対象養殖池で育てられた原料を100%使用した「CO・OP殻むき簡単ブラックタイガー」を一部会員生協の店舗で9月16日(月)から順次発売する。
日本生協連は、WWFジャパン、WWFインドネシア、BOMAR社と協働し、インドネシア・スラウェシ島の養殖場で、ASC(Aquaculture Stewardship Council:水産養殖管理協議会)の基準に基づいた持続可能な養殖業への改善を目指す「スラウェシ島エビ養殖業改善プロジェクト」に取り組んでいる。同プロジェクトでは対象養殖池で採れたブラックタイガーのASC認証取得を目指し、養殖池周辺の環境改善を目指したマングローブ林の再生や生産者への研修なども行っている。
今回の商品は対象養殖場に限定したもので、PBとして商品化して販売するのは国内のPB商品では初めてとなる。
「CO・OP殻むき簡単ブラックタイガー」は180g、参考価格は880円(税抜)。コープ東北サンネット事業連合、生活協同組合ユーコープで9月下旬から扱う。
「CO・OP殻むき簡単ブラックタイガー」を含む「粗放養殖マーク」のついたブラックタイガー14商品を購入してもらうと、1点につき3円がブラックタイガー養殖業改善協力金として「スラウェシ島エビ養殖業改善プロジェクト」に寄付される。協力金寄付活動は2021年6月30日まで展開する。