ローソンnews｜ナチュラルローソンで紙製容器使用の常温弁当

(株)ローソン（東京都品川区、竹増貞信社長）は、11月5日（火）からナチュラルローソン142店舗（2019年9月末現在）で、紙製容器を使用した弁当を発売する。電子レンジで温めずに常温でおいしく食べられるタイプの弁当は同社初の試みだ。

発売するのは「玉子焼と山椒香る牛肉のお弁当」(税込価格599円)。

紙製容器は耐水・耐油性が低いため、常温弁当での使用には適していなかった。今回使用される紙製容器は、外側は製造時に汚れがつきにくい材質を使用した。製造や配送のテストを繰り返し商品化を実現した。紙製容器を使用することで、プラスチック製弁当容器と比較し、1個あたりのプラスチック使用量を約7割（約18g）削減できる。

ローソンではこれまで、オリジナルのカップ飲料でプラスチック製上蓋を無くす仕様に変更する取り組みや、店内淹れたてコーヒー「MACHI café」のアイスコーヒー Sサイズのカップを紙製に切り替えるなど、さまざまな容器包装プラスチック削減に取り組んできた。これらによって、2030年には、2017年度対比で容器包装プラスチック使用量を30%削減することを目標としている。さらに2050年には、オリジナル商品の容器包装プラスチックで、環境配慮型素材を100%使用する目標を設定している。