カインズnews|夏素材使用の「縫製職人の手作りマスク」発売開始

(株)カインズ(埼玉県本庄市、高家正行社長)は、昨年11月から販売しているオリジナル商品「縫製職人の手作りマスク」の夏バージョンの販売を開始した。同商品はカインズ66店舗とオンラインショップで販売する。

今回販売する夏バージョンのマスクは、口に触れる裏地に通気性の高いポリエステル100%を採用。桐生市内の染色工場で吸水速乾と抗菌防臭の機能を付け、5色に染め上げたオリジナルの生地だ。表生地のバリエーションは全30種類を展開。耳ゴムは、お客の声を参考にアジャスターを採用し、顔にフィットしやすい仕様にした。また、縫製技術の高い職人の手でステッチされているため、長時間着けていても快適に過ごしやすい仕上がりになっている。

「縫製職人の手作りマスク」はカインズの特例子会社であるカインズ・ビジネスサービスが開発しているオリジナル商品だ。なお、特例子会社は障がい者の雇用促進および安定を図るため、事業主が障がい者雇用に特別配慮をした子会社である。カインズ・ビジネスサービスでは、社員の約3分の1にあたる14名の障がいのあるメンバーが働いている。

カインズ・ビジネスサービスは、国内小規模事業者の高い技術力を自社で活かすため、織物生産が盛んな群馬県桐生市の老舗縫製工場を中心に国内生産ネットワークを築き、カインズで働くメンバーのユニフォーム生産などを手掛けている。さらに昨年からは、新型コロナウィルス感染症の影響で不足していたマスクを供給するため、カインズと共にマスクの開発に乗り出した。


「縫製職人の手作りマスク」を手掛ける桐生の縫製工場の従業員

マスクは桐生市の縫製職人が一枚一枚丁寧に縫い上げる。一方で、生地選びからパッケージ製作、在庫管理、出荷作業はカインズ・ビジネスサービスが担う。

 

 

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