オイシックスnews|端材使用のスープを「スープストック」と共同開発

オイシックス・ラ・大地(株)(東京都品川区、高島宏平社長)が運営する Oisixは、「Oisixサステナブルマーケット」において、(株)スープストックトーキョー(東京都目黒区、松尾真継社長)と共同開発した「スモークサーモンのクリームスープ」の販売を6月30日(木)から開始する。

「Oisixサステナブルマーケット」では、ふぞろい(見た目上の色・形・キズ・サイズの規格外品など)、未利用食材(食べられるのに、加工の手間がかかるためこれまで活用されず捨てられてしまっていた未利用部位、端材など)、プラントベース(代替たんぱく)と、それらの食材を積極的にメニューに活用したミールキット「Kit Oisix」を中心に提案している。未利用食材を使って共同開発した商品の販売は今回が初めてだ。

「スモークサーモンのクリームスープ」のメイン食材は、ノルウェーで漁獲されたアトランティックサーモン。鮮度を保ちながらチルドの状態で日本に空輸し、国内の工場で熟成・燻製まで加工する過程で出た端材をスープに活用している。ワンフローズンならでは旨味のあるのサーモンにじゃがいもやキャベツが溶け込んだ優しい味わいになっている。サーモンと相性の良いハーブ(ディル)を添えた。価格は788円(税込み)。

両社は「素材のおいしさを活かした、安心・安全で豊かな食の提供」という点で共感しあっている。OIisixで扱うSoup Stock Tokyoの「冷凍スープ」はロングセラーの人気商品となっている。2013年には Oisixの旬野菜を主役にした「素材を食べるスープ」シリーズを商品化し、好評を博した。今回はコラボレーションをさらに進化させ「未利用の食材を余すことなくスープで味わう」をテーマに、共同で商品を開発した。今回の「スモークサーモンのクリームスープ」を第一弾とし、今後も取り組みを継続していく予定だ。

Soup Stock Tokyo は、全国に約60店舗展開する「食べるスープの専門店」。余計なものを使用せず、手間隙をかけて素材本来の味や特徴を引き出してつくるおいしさにこだわっている。「10年後もおいしいものを食べ続けたい」という想いで、「もったいない食材」や未利用魚を使用したスープの開発も行っている。

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