マイボイスnews|第10回冷凍食品に関する調査/利用者は85%

マイボイスコム(株)(東京都千代田区、高井和久社長)が、10回目となる「冷凍食品の利用」に関するインターネット調査を実施した。10月1日~10月5日にMyVoiceのアンケートモニターに対して行われ、回答者数は9919人だった。

このアンケートで明らかになったことは2つ。

一つは、冷凍食品の利用者は約85%、「週1回以上」が5割強で2019年調査より増加したこと。コロナ禍で冷凍食品の利用頻度が増えた人は3割弱だったこと。

もう一つは、冷凍食品を利用する理由は「保存がきく」「すぐにできあがる」「手順が簡単」が利用者の各50%台、「調理や後片付けの手間が省ける」が4割、「少量必要なときに便利」が3割強だったこと。

•冷凍食品の利用頻度
冷凍食品の利用者は約85%、「週2~3回」「週1回」がボリュームゾーン。週1回以上の利用者は5割強で、2019年調査より増加している。

•利用する冷凍食品の種類
冷凍食品利用者にどのような冷凍食品を利用するかを聞いたところ(複数回答)、「中華系の軽食・おかず」「麺類」が各5割強、「米飯類」が48.4%、「あげもの類」が37.0%。「お弁当用」は女性30~50代、「野菜類」は女性40~60代で高くなっている。「中華系の軽食・おかず」は女性60~70代で高く、女性若年層で低い傾向となっている。

•冷凍食品を利用する理由
冷凍食品を利用する理由は(複数回答)、「保存がきく」「すぐにできあがる」「手順が簡単」が利用者の各50%台、「調理や後片付けの手間が省ける」が40.3%、「少量必要なときに便利」が32.3%となっている。過去調査と比べて、「おいしい」が増加傾向にある。利用頻度が「ほとんど毎日」「週4~5日」の層では、「少量必要なときに便利」の比率が高くなっている。

•冷凍食品購入時の重視点
冷凍食品購入時の重視点は(複数回答)、「味」「価格」が利用者の7割前後、「容量、サイズ」が40.9%、「原材料」「生産国・地域」「電子レンジ対応かどうか」「安全性」が各20%台となっている。「容量、サイズ」「生産国・地域」「安全性」は、女性高年代層で高くなっている。

•コロナ禍による冷凍食品利用頻度の変化
新型コロナウイルス感染拡大によって、冷凍食品の利用頻度に変化があったかを聞いた。利用頻度が増えた人は3割弱で、減った人(約3%)より多くなっている。「変わらない」が67.1%。

「気に入っている冷凍食品・気に入っている理由」の回答者コメントでは、
•ドラッグストアの「コスモス」でのみ売っている、冷凍炒飯のひき肉チャーハン。超安価なのに、今までの人生で最強に美味しいです。(男性25歳)
•セブンプレミアム一風堂博多ちゃんぽん。味がとても美味しい。(男性31歳)
•焼きたてを味わえる冷凍クロワッサン。お店並み。(男性48歳)
•お好み焼き、電子レンジで直ぐに食べられ、それでいて美味しい。何もなくてすぐに食べたいときにピッタリ。(男性71歳)
•お弁当用の具材に使う冷凍食品は自然解凍が嬉しい。仕事で忙しく、レンチンする時間すら惜しいから。(女性29歳
•業務スーパーなどに売っている冷凍マンゴーをデザート代わりやおやつに食べるのが好きです。(女性29歳)
•日清ウェルナのスパゲッティー、量もちょうどよく美味しいものが多い。カルボナーラや鶏肉とブロッコリーのトマトソーススパゲッティーが特に好き。(女性34歳)
•コープの離乳食用野菜ペースト。電子レンジで解凍するだけで良いので便利です。子どももよく食べます。(女性42歳)
•キンレイのお水がいらない鍋焼きうどん。とりあえず小さな鍋さえあれば誰でもつくれる。あとは箸を準備するだけ。(女性55歳)
•パルシステムの魚一般の冷凍食品は鮮度もよくてお勧めです。私はよくイワシのフィレパックを購入します。骨も取ってありますし、そのままオーブンやフライパンで調理ができるのでとても重宝しています。(女性66歳)
などがあった。

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