マイボイスnews｜第10回｢ドラッグストアの利用｣に関する調査

マイボイスコム(株)(東京都千代田区、高井和久社長)が、10回目となる「ドラッグストアの利用」に関するインターネット調査を実施した。11月1日～11月5日に MyVoice のアンケートモニターに対して行われ、回答者数は9926人だった。

このアンケートで明らかになったことは二つ。

一つは、ドラッグストアの利用頻度は「月2～3回」｢月1回以下」がボリュームゾーン。週1回以上利用する人は3割強、女性の比率が高い。直近1年間に利用したドラッグストアは「ウエルシア」が増加傾向にあること。

もう一つは、直近1年間にドラッグストアで貯めたポイントは、｢各ドラッグストア独自のポイント」が利用者の6割を占め、｢共通ポイント」は5割強で、2018年調査より増加していること。

•ドラッグストアの利用頻度
ドラッグストアの利用頻度は「月2～3回」｢月1回以下」がボリュームゾーン。週1回以上の利用者は3割強で、女性の比率が高い。

•直近1年間に利用したドラッグストア
ドラッグストア利用者が直近1年間に利用したドラッグストアは(複数回答)、｢ウエルシア」が31.9%、｢マツモトキヨシ」｢サンドラッグ」｢スギ薬局、スギドラッグ、ドラッグスギ」が各20%台。過去調査と比べて、｢ウエルシア」が増加傾向にある。

北海道・東北は「ツルハドラッグ｣、関東は「ウエルシア｣、北陸は「クスリのアオキ｣、中部・近畿は「スギ薬局、スギドラッグ、ドラッグスギ｣、中国・四国・九州は「ディスカウントドラッグ コスモス」が1位となっている。

•ドラッグストアで購入した商品
直近1年間にドラッグストアで購入した商品は(複数回答)、｢市販薬」｢トイレタリー用品」が利用者の各6割弱を占め、｢ティッシュ、トイレットペーパーなど」が50.8%、｢その他日用消耗品」｢家庭用品」｢お菓子、チルドデザート、アイスクリーム」｢食料品」が各40%台となっている。

男性10・20代では「トイレタリー用品」｢飲料(アルコール以外)」、｢クスリのアオキ」｢ディスカウントドラッグ コスモス」主利用者では「食料品」｢お菓子、チルドデザート、アイスクリーム」が上位2位となっている。

•ドラッグストア利用時の重視点
ドラッグストア利用者の重視点は(複数回答)、｢価格が安い」が68.4%、｢品揃えが豊富」が55.3%、｢便利な場所にある」が49.2%、｢ポイントやキャンペーンなどのお得なサービスがある」が37.9%。｢食料品や飲料などが充実している」｢価格が安い」は、｢クリエイト エス・ディー」｢ディスカウントドラッグ コスモス」主利用者で比率が高くなっている。

•ドラッグストアで貯めたポイント
直近1年間にドラッグストアで購入する際に、どのようなポイントを貯めているかを尋ねた(複数回答)ところ、購入時にポイントを貯めている人は約85%に上る。｢各ドラッグストア独自のポイントを貯める」が59.7%。｢いろいろな店で使える共通ポイントを貯める」は54.1%で、2018年調査より増加してどんな時

どんなときにドラッグストアを利用するかという質問に対する回答者のコメントでは、
•自宅の日用品の在庫が切れたとき、食べたいお菓子を見つけたとき。（男性29歳）
•チラシで特売があるときにそれを目当てに出かけ、ほかのものも物色する。（男性41歳）
•日暮里のコンビニはどこも入口に段差があるので車イスでは入りにくいから。（男性52歳）
•仕事や遊びに行った帰りに遅くまで空いてるドラッグストアを利用する。（男性63歳）
•帰りに買わないといけないものを思い出したとき。帰り道にあるから寄りやすい。（女性24歳）
•スーパーよりも価格が安い商品があるとき。処方箋を出した後の薬が出来上がるまでの待ち時間によく利用する。（女性39歳）
•化粧品/基礎化粧品を現品を見て買いたいとき、ポイント増量やクーポンがあるなどお買い得なとき。（女性33歳）
•お店のクーポンの発行に合わせて、自宅の消耗品の在庫補填に利用することが多い。（女性45歳）
などという回答があった。