マイボイスnews|第8回「百貨店の利用」に関する調査を実施

マイボイスコム(株)(東京都千代田区、高井和久社長)が、8回目となる「百貨店の利用」に関するインターネット調査を実施した。2023年3月1日~5日に MyVoice のアンケートモニターに対して行われ、回答者数は 9705人だった。

このアンケートで明らかになったことは二つ。

一つは、半年に1回以上百貨店を利用する人は4割強、月1回以上は2割弱。利用経験者のうち、百貨店に「一人」で行く人は約55%。「配偶者」が4割弱、「自分の子ども」が1割強だったこと。

もう一つは、百貨店の利用経験者がよく行く売り場・場所は、「スイーツ・デザート、お菓子類」が5割強、「惣菜・弁当、パン・ベーカリー」「生鮮食品・加工食品、飲料・酒類」が各40%台だったこと。

■百貨店の利用頻度
半年に1回以上百貨店を利用する人は4割強、月に1回以上は2割弱。過去調査と比べて、「ほとんど行かない」「利用したことがない」が増加傾向にある。

■百貨店の利用目的
百貨店の利用目的は(複数回答)、「デパ地下の食品売り場の利用」が利用経験者の36.8%、「手みやげや差し入れ、お土産などの購入」「お祝いの品や記念品、プレゼントの購入」「物産展やイベント・フェア開催時」が各20%台。「デパ地下の食品売り場の利用」「レストランやカフェなどの利用」は女性50~70代、「お中元・お歳暮の品の購入」は70代で高くなっている。

■百貨店に一緒に行く人
百貨店の利用経験者に、百貨店に誰と一緒に行くかを聞いた(複数回答)。「一人で」が55.3%、「配偶者」が39.3%、「自分の子ども」が14.1%。「一人で」は女性30~70代、「自分の母親」は若年層で高くなっている。男性は年代が高いほど、「配偶者」の比率が高い傾向にある。

■百貨店でよく行く場所・売場
百貨店の利用経験者がよく行く売り場・場所は(複数回答)、「スイーツ・デザート、お菓子類」が51.9%、「惣菜・弁当、パン・ベーカリー」が47.2%、「生鮮食品・加工食品、飲料・酒類」が42.9%。「化粧品、美容関連用品」は女性10~30代で高くなっている。

■最も利用してみたい百貨店
身近にあるとしたら最も利用してみたい百貨店は、「タカシマヤ」「伊勢丹」が各1割強、「三越」「大丸」「阪急百貨店」が6~8%。北海道は「大丸」、中部は「タカシマヤ」、関東・北陸は「伊勢丹」、近畿は「阪急百貨店」が最も多くなっている。

「百貨店利用時にすること、楽しみにしていること」についての回答者のコメントでは、
•プレゼントを買う時に行く。行けば何かしらいいものが見つかると思うので。(男性31歳)
•デパ地下をざっと眺めて雰囲気を楽しんでいる。(男性42歳)
•催事、イベントなどをやっているのを見るは楽しい。(男性45歳)
•高品質のものは着心地が良くて、身心が元気になれるのが、嬉しい。(男性73歳)
•バレンタインデーやクリスマスなどのイベント時の催事場は普段食べられないものを手にすることができるので楽しみにしている。(女性25歳)
•化粧品コーナーはキラキラしていて気持ちが高ぶる。(女性28歳)
•特別な物を購入する時に利用先として最初に浮かぶ。店員さんの話を聞いたり、目の前でラッピングをしてもらえる嬉しさがある。(女性33歳)
•季節感、つくり込んだショーウィンドウや店内装飾によって掻き立てられる高揚感。(女性47歳)
•物産展やフェアなどがとても楽しい。贈り物も百貨店の品物は間違いないし、レストランやカフェも充実している。(女性53歳)
•靴は決まったデパートで。必ず気に入るものがある。(女性70歳)
などがあった。

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