日生協news|食品ロス削減に貢献するコープ商品6品を順次拡充
日本生活協同組合連合会(略称:日本生協連、東京都渋谷区、土屋敏夫代表理事会長)は、利用先がなく廃棄されている原料を使ったコープ商品を3月から新たに3商品を順次発売。さらに3商品を順次リニューアルして拡充する。
【新商品】
CO・OP 甘みがつまったにんじんジュース
にんじん搾汁時に残ったパルプを7%配合し、1本あたり8.5gの食品ロス削減に貢献。にんじんの優しい甘みと濃厚な味わい、満足感のあるジュース。
CO・OP おからが入ったきなこビスケット
豆乳を絞った後に残るおからを無駄なく使い、食品ロス削減に貢献。ペーストにしたおからを混ぜ、素朴で優しい味わいに仕上げたおから入りのきなこビスケット。
CO・OP バナナチョコアイスバー※5月21日発売
コープ商品のペルー産有機栽培バナナの生鮮用の選別基準に沿わなかったバナナをピューレ化して使用。バナナ果汁5%を配合のバナナアイスを、バナナ味の黄色のチョコでコーティングしたアイスバー。
【リニューアル商品】
CO・OP グリーンスムージー(一食分の野菜)
収穫後、青果用にカットされる際に残るブロッコリーの茎やアスパラの茎の根元部分を無駄なく使用。1食分(117g)の野菜を使用し、野菜汁60%+果汁40%配合のキウイ風味のスムージー。
CO・OP ミックスキャロットスムージー
選定工程で生鮮用の厳格な規格に沿わなかったバナナを無駄なく使用。国産にんじんを60%、7種類の果汁40%をブレンドした、すっきり飲みやすいスムージータイプのミックスキャロット。
CO・OP マンゴー&アップルスムージー※5月1日リニューアル発売
りんご搾汁時に残ったパルプを無駄なく使用。3種類の果実と20種類の野菜をミックスした、マンゴー&アップル風味で美味しく飲みごたえのあるスムージー。
同社では、全国の生協で「生協の2030環境・サステナビリティ政策」を推進。食品廃棄物を2030年までに2018年比50%削減することを目標にしている。
さらに、エシカル消費対応商品の開発にも注力している。2023年度のコープ商品のエシカル消費対応商品の供給金額(売上高)は、前年比113%となる見込みだ。2024年度からは、新たに食品ロス削減商品もエシカル消費対応商品となり、コープ商品の食品ロス削減の取り組みを更に加速させていく。