イオンnews|サトイモの親芋をアップサイクルしたトップバリュ商品4/3発売

イオン(株)(千葉市美浜区、吉田昭夫社長)は4月3日(水)から、全国の「イオン」「イオンスタイル」「マックスバリュ」など約1600店舗で「トップバリュ 冷製親里芋のポタージュ」の販売を開始する。

また、全国での発売に先立ち、原材料の親里芋の産地である愛媛県内で展開する「フジ」「マルナカ」「イオン」「イオンスタイル」計82店舗で4月2日(火)から販売を開始している。

冷製親里芋のポタージュと、すでに3月6日(水)から販売している「トップバリュ 親里芋と麹のだし粥」は、国内有数のサトイモ産地である愛媛県産サトイモの親芋を原材料に使用している。一般に流通しているサトイモは「子芋」「孫芋」の部分であり、種芋から最初に芽が出て成長した「親芋」部分は、固く調理に不向きであるとされる。そして「子芋」「孫芋」を育てるために必要な養分としての役割を終えた後、収穫時にはほとんどが廃棄されている。

トップバリュはサプライヤーの協力を得て、「親芋」に新たな価値を加えてアップサイクル商品として開発した。風味が強く柔らかい部分を選別し、食べづらい繊維質を取り除き、微細化してスープベースにするなどの加工を施すことで、サトイモのねっとり感と、ジャガイモのような歯ごたえを併せもつ親芋の特長を活かした商品に仕上げた。

イオンは、2017年に「イオン食品廃棄物削減目標」を掲げ、新しい技術の導入や、販売方法の工夫による食品廃棄物・ロスの削減に取り組んでいる。商品開発を担うトップバリュでも、「もったいないをおいしく!」をコンセプトにサプライチェーン全体での、食品廃棄物・ロスの削減に向けた商品開発の取り組みを加速している。

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