オイシックスnews|とくし丸と初コラボしたミールキット2/27発売
オイシックス・ラ・大地(株)(東京都品川区、高島宏平社長)の連結子会社である、(株)とくし丸(徳島県徳島市、新宮歩社長)は、Oisixと初めてコラボレーションし、ミールキット新シリーズ「大切な味、残したい味 Kit Oisix」の展開を開始する。
そのシリーズ第一弾として、とくし丸を利用する顧客のレシピをメニュー化した Kit Oisix「佐藤筐子さんの 今夜はほっこり バターとん」を2月27日(木)からOisixで販売開始する。
<「佐藤筐子さんの 今夜はほっこり バターとん」(左)と佐藤筐子さん>
今回発売されるミールキットシリーズ「大切な味、残したい味 Kit Oisix」は、とくし丸の顧客から募集した家庭料理のレシピを手軽に味わえるようにと開発された。「佐藤筐子さんの 今夜はほっこり バターとん」は、福島県でとくし丸を利用する佐藤さんが戦時・戦後の食糧難時代に食べていた思い出のすいとんが発想の元で、バターを餃子の皮で包み、出汁や具材と一緒に煮ることから「バターとん」と名付けた。餃子の皮から染み出したバターのコクと風味が、根菜や鶏肉のうまみと出汁を引き立てる。4人前で、価格は1493円。
移動スーパー「とくし丸」は、日常の買物が困難な顧客の玄関先へ専用車両で訪問し、食品や日用品を販売する。販売パートナーが1台平均150人の顧客を訪問し、18万人を超える顧客とのネットワークを保有している(2024年12月時点)。
このネットワークを活用した雑誌「ぐ~す~月刊とくし丸」は2023年8月に創刊された。主な読者層は80歳前後で、とくし丸利用者・読者・販売パートナー参加型の雑誌にすることで、地域や紙面内で交流が生まれ、高齢者の孤立解消の一助となっている。雑誌で連載中の「とくし丸料理手帖」は、読者から寄せられた家庭でいつも食べていた大切な味を紹介する人気企画だ。