4月労働力調査|就業者数は6796万人33カ月増加・「卸売業・小売業」1026万人

総務省統計局が2025年4月の「労働力調査」を発表した。

4月の就業者数は6796万人。前年同月に比べて46万人増加した。33カ月連続のプラスとなった。男女の内訳では男性が 3697万人、女性が3098万人。就業率は61.9%、15~64歳の就業率は79.7%。

正規の職員・従業員数は3709万人。前年同月に比べ43万人の増加。18カ月連続して増加している。一方、非正規の職員・従業員数は2101万人。前年同月に比べ17万人の増加。4カ月連続で増加した。

主な産業別就業者数を見ると、最も多いのは「卸売業,小売業」の1026万人。次に多い「製造業」は1021万人で、前年と比較すると9万人減少している。

また産業別で増加したのは、「医療,福祉」27万人増、「サービス業(他に分類されないもの)」24万人増、「教育,学習支援業」13万人増、「不動産業,物品賃貸業」11万人増、「情報通信業」10万人増、「生活関連サービス業,娯楽業」9万人増、「学術研究,専門・技術サービス業」6万人増、「農業,林業」5万人増。

完全失業者数は188万人で、前年同月に比べ5万人の減少。完全失業率(季節調整値)は2.5%で、前月と同率。

そして非労働力人口は3979万人で前年同月に比べ66万人減少した。38カ月連続の減少で、就業する人が増えている。

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