ファミマnews|「産地と、コンビに、」から和歌山県産有田みかん使用アイス発売
(株)ファミリーマート(東京都港区、細見研介社長)は、和歌山県産有田みかんの果汁を67%使ったアイスバー「とろける食感 ぎゅっとみかん」(本体価格190円)を、9月9日(火)から全国のファミリーマート約1万6300店で発売を開始した。
和歌山産有田みかんの果汁を使ったアイスバーは、2023年から毎年発売しており、今年で3年目の発売となる。
和歌山県産有田みかんの果汁を67%使用したアイスバーで、今年は残暑でも食べやすいよう、果汁率はそのままに、有田みかんの最大の特長である、ぎゅっと濃縮した甘みとさわやかな酸味を最大限に生かした濃厚なみかん果汁層と、とろける食感のジェラート層の2層仕立てとなる。パッケージには、みかんを抱えた和歌山県のPRキャラクター「きいちゃん」をデザインしている。
和歌山県の有田地方で作られる有田みかんは、先人たちが450年以上かけて築き上げてきた、石垣の段々畑で育つ。降り注ぐ太陽の光に、海面・川面・石垣からの反射光、そして石垣が蓄えた熱による照り返しという、三つの太陽の力を利用してみかんを育てている。
しかし近年の気候変動は、果物の生産に深刻な影響を与えている。今年は特に厳しく、記録的な猛暑と雨の少なさで、高温による落果や日焼け、また病害虫への対応や水不足による灌水作業など、予断を許さない状況が続いている。
厳しい環境の中、みかん畑を営む農家の人々の努力によって育まれた有田みかんを、歴史と味わいを存分に再現した「とろける食感 ぎゅっとみかん」で、多くの人にみかんの美味しさを味わってもらい、継続的な産地活性につなげていく。