ヤオコーnews|「CIO 30 Awards Japan 2025」で「DX賞」受賞

(株)ヤオコー(埼玉県川越市、川野澄人社長)CIO Japanが主催する日本初の「CIO 30 Awards Japan 2025」で、「デジタルトランスフォーメーション(DX)賞」を受賞した。このアワードはDXを通じてビジネス価値を高め、先進的なソリューションを導入した企業を表彰するもの。

ヤオコーでは、第11次中期経営計画(2025年3月期~2027年3月期)で、メインテーマ「シン・ヤオコー:昭和モデルから令和モデルへの構造転換」を掲げ、「グループ売上高1兆円体制」に向けた基盤づくりに向けて取り組んでいる。

昨今のコスト高騰や社会全体で急速に進展するテクノロジー進化を背景に、デジタル活用の目的を再認識し、次の3つの柱にしたDXを推進してきた。
① 店舗業務デジタル化による生産性・働きやすさ向上、
② 顧客満足度向上のためのサービス進化
③ 旧システムの負債解消・事業拡大に向けたIT基盤の強化

ヤオコーは、小売業は他業界とは異なる事業特性を有していて、低コストかつスピード感のあるプロダクト導入が重要であるとの認識から、現場優先でDX施策・プロジェクトを多数推進してきた。

その結果、生産性向上や顧客サービスの進化といった具体的成果の創出とともに、コスト上昇を抑制しながら投資効率の向上を実現したことが評価された。

「CIO 30 Awards Japan 」は企業ITにおける卓越性を称える名誉ある賞であり、「テクノロジー業界のオスカー」とも呼ばれている。

米国では「CIO 100 Awards」として、25 年を超える歴史を持ち、数多くのグローバル企業が IT・デジタル変革の実績を通じて表彰されてきた実績あるアワード。

「CIO 30 Awards Japan 2025」では、最優秀賞のCIOグランプリ(2025年は関西電力(株)が選出)を筆頭に、ストラテジー賞((株)星野リゾート)など各部門で表彰された。流通関連では、審査員特別賞 個人でJ.フロント リテイリング(株)野村泰一執行役 DX推進部長が選ばれている。

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