しまむらnews|第3Q売上高5255億円5.6%増/ディバロがオンライン開設

(株)しまむら(埼玉県さいたま市、高橋維一郎社長)が 2026年2月期の第3四半期決算を発表した。

上半期(2月21日~11月20日)の業績は、売上高5255億0600万円(前年同期比5.6%増)、営業利益481億7700万円(3.5%増)、経常利益499億7500万円(4.7%増)、四半期純利益351億4700万円(4.5%増)だった。

営業利益率は9.1%、経常利益率9.5%。

主力のしまむら事業の売上高は3898億41900万円(5.1%増)。商品力強化策として、自社開発ブランド(PB)およびサプライヤー との共同開発ブランド(JB)の品揃えを拡充した。PBでは、健康意識の高まりを受けて展開した「活き活きラボ」シリーズや、静電防止やドライ機能などを備えた機能性商品「FIBER HEAT」が好調に推移した。JBでは、5周年を迎えた「SEASON REASON」が安定した売れ行きとなった。店舗数は期中に11店舗を開設、8店舗を閉店し、1419店舗となった。

アベイル事業の売上高は527億5200万円(5.2%増)。JBを中心としたトレンド提案を推進するとともに、気温の変動に左右されにくいキャラクター商品の拡充を進めた。販促施策では、札幌コレクションへの出展による認知度向上も寄与し、客数は順調に推移した。店舗数は期中に5店舗を開設し、4店舗を閉店し、店舗数は317店店舗となった。

ベビー・キッズのバースデイ事業の売上高は626億8100万円(7.0%増)。主力のJBやPBの進化に加え、キャラクター商品の拡充などで幅広いターゲット層を取り込んだ。販促では、9月下旬から10月中旬にかけて25周年企画が客数の増加に貢献した。また、オンラインストアでは、インフルエンサー企画や受注生産販売の取り組みが進展し、EC売上高の増加に繋がった。店舗数は期中に7店舗を開設し、5店舗を閉店し、店舗数は338店舗となった。

シャンブル事業の売上高は124億2300万円(10.8%増)。25周年企画やクリスマス企画など、顧客のニーズやモチベーションに合わせた施策が好調に 推移した。また、前年度から取り組んでいる既存店舗での新型レイアウト型店舗では、VMD(ビジュアルマーチャンダイジ ング)の向上により、店舗売上が伸長した。店舗数は期中に1店舗を開設し、1店舗を閉店し、店舗数は123店舗となった。

靴のディバロ事業の売上高は7億8700万円(13.0%増)。しまむらグループの各オンラインストア統合に合わせて、10月下旬にオンラインストアをオー プンした。これにより、ディバロの認知度が向上し、レディースシューズを中心に売上が増加した。さらに、ウェルネス需要を取り込む新モデル店舗の開発に着手したことで、順調に推移した。 店舗数は期中に2店舗開設し、18店舗となった。

台湾全域で店舗を展開する総合衣料の専門店思夢樂事業の売上高は13億9700万NT$(台湾ドル)(70億4200万円)で9.3%増。思夢樂オリジナル商品やラインロビングによる品揃えの拡充を推進した。期中1店舗を開設、1店舗を閉店し、店舗数は44店舗となった。

関連カテゴリー

決算 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧