トライアルnews|3Q売上高1兆0037億円67.3%増・経常201億円/増収増益
(株)トライアルホールディングス(福岡市東区、永田洋幸社長)の2026年6月期第3四半期決算(2025年7月1日〜2026年3月31日)は売上高1兆0036億6300万円(前年同期比67.3%増)、営業利益229億4300万円(70.4%増)、経常利益200億9300万円(38.6%増)。大幅な増収増益となった。一方、四半期純利益は59億2200万円(29.3%減)と減益となった。西友の子会社化に伴うのれん償却が2950億円発生したことによる法人税増加による。
営業利益率は2.3%(2.2%)、経常利益率は2.0%(2.4%)。

同社は2025年7月1日付けで(株)西友の全株式を取得し完全子会社化。関東を中心に245店舗が新たに加わり、売上高1兆円を超える流通グループとなった。西友との融合では、両社の強みであるプライベートブランド(PB)商品の相互展開を進めるほか、プロセスセンターやセントラルキッチンの活用による惣菜強化を推進している。
セグメント別経営成績は流通小売事業の売上高は1兆0002億1700万円(67.5%増)、セグメント利益は268億4200万円(72.2%増)。トライアル店舗では、できたて惣菜の強化やPB商品の開発に加え、「エキサイティングプライス」による価格訴求、POPを活用した売場強化などを実施。西友のPB「みなさまのお墨付き」の販売も進めた。
出退店は、メガセンター2店舗、スーパーセンター14店舗、smart2店舗、小型店6店舗を出店し、smart4店舗を閉鎖。3月末時点のトライアル店舗数は372店舗(うちFC3店舗を含む)。
西友では、生活応援企画「スゴメトク」(旧「STAND TOGETHER 生活応援 厳選100」)を展開し、日常必需品の価格訴求を強化。トライアルの惣菜・PB商品の販売や棚割り導入も進めた。期中にはスーパーマーケット1店舗を出店し、SM1店舗・HM2店舗を閉鎖。3月末時点の西友店舗数は243店舗となった。また、2025年11月と2026年2月には業態転換した「トライアル西友」を2店舗オープンし、都市型GMSの再生モデル構築に取り組んでいる。
グループ全体の店舗数は615店舗(うちFC3店舗を含む)となった。
リテールAI事業は売上高6億9700万円(3.1%減)、セグメント利益4億3600万円(前年同期は損失)。Skip Cartの導入が進み、3月末時点で導入店舗数は279店舗、導入台数は2万3485台に達した。顔認証決済の実証実験など、新たな買物体験の開発も進めている。
