イオンリテールnews|「リサイクルコットン入りソックス」発売、初のPB化
イオンリテール(株)(千葉市美浜区、古澤康之社長)は10月3日(金)、店舗で回収した衣料品をリサイクルし、そのリサイクル糸を利用したトップバリュ「リサイクルコットン入りソックス」9種類を発売する。「イオン」「イオンスタイル」約150店舗と「イオンスタイルオンライン」で取り扱う。1足本体価格780円。
イオンリテールでは、循環型社会に貢献する取り組みの一環として、2023年から繊維専門商社の(株)チクマと連携した衣料品の回収に取り組んでいる。この取り組みで回収した衣料品からリサイクルした素材を利用したトップバリュ初の商品化になる。
「リサイクルコットン入りソックス」には、倉敷紡績株式会社(クラボウ)製造の新しいコットンとリサイクルコットンをブレンドした表糸を使用している。商品全体に対してリサイクルコットンは14%が含まれる。また、クロやグレーなどのベーシックカラーで無地のため、服と合わせやすく、汗の匂いを抑制する消臭機能も付いている。
またイオンリテールでは9月19日(金)から10月5日(日)まで約270店舗で、衣料品売場に回収ボックスを設置して、分別回収を実施している。イオンでの購入品に限らない。
回収された衣服は素材によってさまざまなものにリサイクルされる。再び繊維原料に戻したり、自動車内装材料に生まれ変わったりする。回収の対象品目はトップス、ボトムス、アウターなど。