セブン&アイnews|サッポロビール「ヱビス#127」グループ限定で新発売

(株) セブン&アイ・ホールディングス(東京都千代田区、井阪隆一社長)は、8月1日(火)からサッポロビール(株)の「ヱビス#127(ヱビスイチニーナナ)」を発売する。サッポロビールの新製品ながら販売先はセブン&アイのグループ限定となる。

取り扱うのは、セブン‐イレブン、イトーヨーカドー、そごう・西武、ヨークベニマル、ヨークマートなど、セブン&アイグループの酒類取り扱い店舗、約1万9800店(2017年6月末現在)。さらに店舗のほか、セブン&アイのショッピングサイト「オムニ7」でも取り扱う。

同商品は、麦芽100%、厳選したホップ、ヱビス専用酵母使用、長期熟成など、ヱビスビールの特長はそのまま堅持した商品だ。昨年発売した「ヱビス#126(ヱビスイチニーロク)」に引き続き、デュアルスムース製法を採用することで、渋みや苦みを抑えたビールになっている。デュアルスムース製法は、原材料の大麦の穀皮に含まれる雑味成分を減らす「穀皮分離仕込製法」と、苦みを残しながら雑味成分を抑制する穏やかな「煮沸システム」という、2つの技術を掛け合わせる製法。「デュアル(dual)」とは「二重の」という意味。

さらに、麦汁にホップを添加する際、煮沸工程の始めと終了間際の2回に分けて行う。つまりホップの2分割添加を行って、「スムース」な飲み心地を実現した。

商品名の#127(イチニーナナ)は、SNSなどで使用される「#(ハッシュタグ)」を用い、127年を迎えたヱビスの新たな挑戦という意味合いを込めている。

発売されるのは「ヱビス#127(ヱビスイチニーナナ」350ml缶(税抜237円、税込255円)と500ml缶(税抜308円、税込332円)の2種類。

いずれもアルコール分は6%。販売数量は大びん633ml×20本換算で30万ケース。

セブン&アイとサッポロビールは昨年7月に、すでに「ヱビス#126」を発売して、好評を博したが、今回は昨年に次ぐ第2弾となる。

ヱビスビールは、長らくプレミアムビールのジャンルでトップブランドだった。しかし、2012年にサントリーのプレミアムモルツに抜かれて、二番手ブランドとなってしまった。こういった状況の中から、「二重ブランド」すなわち「デュアルブランド戦略」は生まれてくる。今回は「デュアルブランド」ではないが、生産数量30万ケースと販売数量限定で、それに見合う販売先限定となったと解釈することができる。

検索ワード:セブン&アイ・ホールディングス サッポロビール ヱビス#127

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