近鉄百貨店news|第3Q売上高929億円11.7%増・経常利益54.9%増
(株)近鉄百貨店(大阪市阿倍野区、梶間隆弘社長)が2026年2月期の第3四半期決算を発表した。
2025年3月1日~11月30日の連結業績は、売上高928億7600万円(前年同期比11.7%増)、営業利益41億5700万円(44.4%増)、経常利益41億1300万円(54.9%増)、四半期純利益46億6200万円(171.7%増)で、大幅な増収増益となった。
営業利益率は4.5%、経常利益率は4.4%。

同社グループは、2025年4月11日に公表した「中期経営計画(2025-2028年度)」に基づき、長期ビジョンとして掲げた「くらしを豊かにするプラットフォーマー」を目指し、「百 “価” 店事業」への進化など4つの基本方針に基づく諸施策を強力に推進し、各事業における収益力の向上を目指している。
主力の百貨店業は、売上高763億5300万円(14.4%増)、営業利益35億4600万円(80.3%増)。
前年の免税売上げの反動減があったが、「2025大阪・関西万博会場内オフィシャルストア西ゲート店 KINTETSU」が万博閉幕まで想定を大幅に上回り好調に推移した。万博閉幕後も「あべのハルカス近鉄本店」内において、「2025大阪・関西万博オフィシャルストア あべのハルカス店」を継続して営業し、好調に推移している。
「中期経営計画(2025-2028年度)」の重点施策の一つである「基幹店あべのハルカス近鉄百貨店『リモデル』」では “何度も行きたくなるデパ地下” の構築を目指し、菓子売場を中心に順次改装を実施した。
「あべの・天王寺エリアの魅力最大化」の施策では、近隣商業施設Hoopを2025年6月から2026年春にかけて大規模リニューアルを行っていて、「SALOMON」「New Balance」といった人気スポーツブランドや大型スポーツ専門店「スーパースポーツゼビオ」などをオープンした。
「地域店の進化」の取り組みとして「和歌山店」では、和歌山県内初出店となる「ハンズ近鉄和歌山店」を10月にオープンした。
卸・小売業は、売上高115億7400万円(3.6%増)、営業利益1億2900万円(47.6%減)。
(株)シュテルン近鉄で中古車の販売が好調に推移し増収となったものの、益率の低下やデモカーのリース料などの諸経費の増加により減益となった。
