Weekly Review|25年度各社決算/アークスなど好調、ホームセンター苦戦

2026年4月13日から17日にかけて、スーパーマーケット、ドラッグストア、ホームセンターの2月期決算企業の業績発表が相次いだ。

スーパーマーケット、ドラッグストアの一部が増収増益を維持した。一方、ホームセンターや百貨店はコスト増や需要反動で減益・減収が目立ち、業態間の明暗が鮮明となった。販管費の上昇は引き続き多くの企業の利益を圧迫しており、今後は効率化や価格政策の巧拙が収益を左右する局面に入っている。

「増収増益」「増収減益」「減収」の3区分で整理する。

「増収増益組」では北海道に拠点を置くアークスが営業収益3.1%増、経常利益9.2%増。期中、ロピアの道内進出を受けたが、既存店売上高2.9%増と堅調で、増収増益を確保した。
イズミは営業収益8.6%増、経常利益5.8%増と増収増益。傘下に入れたサニーが通年で営業稼働したことで収益を押し上げた。利益面では昨年ランサムウェア被害による減益からの反動増と経費管理を進めたことで増益となった。また、近鉄百貨店が9.0%増収、28.5%増益。外商がけん引した。

「増収減益組」は、リテールパートナーズは4.3%増収。期初予想を上回ったものの、販管費増により経常利益は5.5%減となった。エコスは0.3%増収、6.3%の減益となった。また21店舗で減損処理を行った。

アークランズは8.0%の増収だが、経常利益27.8%減。出店コストや人件費増が利益を圧迫した。
コーナン商事は3.7%増収、9.2%減益。既存店売上高は0.4%減と苦戦した。

百貨店グループではJ.フロントリテイリングが1.7%増収だが、営業利益15.8%減。百貨店事業の不振が響いた。

「減収組」は高島屋が減収減益で最終赤字81億円。訪日客需要の減少が影響した。

DCMホールディングスは0.4%減収、5.9%減益。防災・防犯用品の反動減が響いた。ジュンテンドーは3.0%減収、54.4%の大幅減益となった。カンセキは3.0%減収、27.6%の減益。

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