カインズnews|高家正行新社長体制で3カ年中期経営計画スタート

(株)カインズ(埼玉県本庄市、高家正行社長)は3月1日(金)の社長交代により、高家正行代表取締役社長をトップとする新体制で、新たな成長ステージへ向かう改革を進める。

カインズは1989年3月1日に設立して、現在30年を経過する。そこで次の30年を見据えて持続的な成長を続け、不連続な改革を実行するために2019年度から2021年度までの3カ年中期経営計画「PROJECTKINDNESS(プロジェクトカインドネス)」を策定した。

2019年度は「土台づくりの年」と位置づけて、新たな顧客体験の創出や店舗オペレーションの改善・効率化などを目的に、100億円~150億円の投資を予定している。

PROJECTKINDNESSの目標は「次のカインズをつくる」。

基本方針は3つ。
第1に、既存事業・店舗で成長、高収益モデルを確立。
第2に、高収益をメンバー(従業員)へ還元するための好循環構築。
第3は、新たな成長ドライバーの創出。

戦略は4つ。
第1に、SBU戦略(新たな顧客価値を創造する大胆なカテゴリーの拡縮)*SBUは、Strategic Business Unitの略で、戦略事業単位のこと。
第2に、デジタル戦略(わずらわしさ解消からEmotionalな体験の創造)。
第3に、空間戦略(店舗空間でのカインズブランド演出とエンジニアリング)。
第4は、メンバーへのKINDNESS(誇りに思える働きたい会社へ)。

また、3月1日(金)付けでデジタルアドバイザリーボードを創設する。アドバイザリーボードは社外の有識者らによって構成され、経営上の助言などをする経営諮問委員会のことだ。

PROJECTKINDNESSの大きな柱のひとつのデジタル戦略の加速に向けて、社内外の最先端テクノロジーの知見・アイデアを結集する。共通の価値観を持ちつつ、AI/ディープラーニング、フィンテック、ビッグデータ活用などにおいて、社会のデジタルシフトを牽引する業界リーダー3名を社外アドバイザーとして迎える。

[社外アドバイザー]
岡田陽介(株)ABEJA代表取締役社長


辻庸介(株)マネーフォワード代表取締役社長CEO


横田聡クラスメソッド(株)代表取締役

(写真は各社ホームページより)

*本記事は企業ニュースリリースをもとに作成している。
>新体制スタートに関するリリース
>デジタルアドバイザリーボード創設

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