イオン、厚労相認定｢えるぼし最高位｣｢プラチナくるみん｣ダブル取得

イオン㈱は、厚生労働大臣から与えられる「えるぼし」最高位の3段階目と、「プラチナくるみん」の認定をダブルで取得した。

「えるぼし」

　　　　　　　　　　　　　認定マーク

「えるぼし」とは、平成28年4月に施行された女性活躍推進法に基づき、5つの評価項目において、優良な取り組み実績が認められた企業を認定する制度である。これは厚生労働大臣より与えられ、女性の活躍を推進している事業主であることをアピールすることができる。平成28年4月末日で46社が認定を受けている。

＞＞＞「えるぼし」認定企業はこちら（厚生労働省ホームページ）

その5つとは「採用」「継続就業」「労働時間等の働き方」「管理職比率」「多様なキャリアコース」である。イオンはこの5項目すべての基準を満たし、「えるぼし」最高位である3段階目の認定を取得した。

またグループ企業4社（イオンリテール㈱、ミニストップ㈱、イオンアイビス㈱、イオンマーケティング㈱も同じく「えるぼし」認定を受け、これによりイオングループの認定企業は合計11社となった。

「プラチナくるみん」


　　　　　　　　認定マーク

子育てサポート企業として、厚生労働大臣の認定を受けた証が「くるみん」であり、平成28年3月末時点で、2484社が認定を受けている。

＞＞＞「くるみん」認定企業はこちら（厚生労働省ホームページ）

また「ぷらちなくるみん」とは、くるみん認定をすでに受け、相当程度両立支援の制度の導入や利用が進み、高い水準の取り組みを行っている企業を評価しつつ、継続的な取り組みを促進するために、新たにはじまった認定である。平成28年3月末時点で、79社が認定を受けている。

イオンは平成25年8月に「くるみん」認定を取得しており、その後も男性の育児休業取得促進や事業所内保育施設設置を進めてきたこと、また育児補助金制度などが評価され、今回グループとして初めて「プラチナくるみん」認定をうけた。

新たな価値を創造し続ける企業集団の実現を目指し、グループを挙げて多様な価値観を活かす「ダイバーシティ経営」を推進しているイオン。女性に対する活躍推進だけでなく、社内の意識改革や社内制度の拡充、事業所内保育施設の設置などインフラ整備の総合的な取り組みも進めている。その活動が評価され、今回、2つの認定となった。　

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